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知ってそうで知らないウエスタンウエア |
ウエスタンサドルの前には、大きな突起がある。これはホーン(角)と呼ばれ、牛にかけるロープを巻きつけて固定するためのものだ。鞍に跨り、馬に乗っているときバランスを崩してこれに腹をぶつける恐れがある。ごついバックルは、その時、これから腹を守るためにある。
今日では、ウエスタン馬術の競技会やロデオで優勝すると、トロフィー代わりに競技名称などが入った大きなチャンピオン・バックルを授与される。特に、これをトロフィーバックルという。
鐙(鞍の足を通す部分)にブーツを入れやすいように、尖がっている。尖がる角度には、ポインティンド、ミディアム、ラウンドなど種類がある。
最近は、日本で知られているウエスタンブーツ以外に、レイスアップ (Lace Up)と呼ばれる紐靴に人気がある。
フリンジと言う。革製品の下にぶら下がっている。革は水に強くはないので、雨に当たった場合、できるだけ落とした方が良い。フリンジは、雨がこれに伝って、できるだけ水を革より落とすためにある。ウエスタンファッションで一見飾りに見えるものが実は実用から生まれたものが多い。
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