Western Riding Competition | |
ウエスタン馬術競技の紹介 |
レイニングのスピン |
ここでは、日本国内で行われているウエスタン馬術競技種目を紹介しよう。八ヶ岳ホースショウや日本ウエスタン乗馬協会(JWRA)のイベントなどで見ることができる。
- ウエスタンホースマンシップ
- 騎乗者の基本的なウエスタン乗馬技術が問われる競技。非常に短い距離の走行で高度な馬術を披露しなければならず、見た目以上に難しい。
- レイニング
- ウエスタンの花形種目。激しく動く牛を追いかける技術から生まれた種目。広いアリーナを規定のコースにしたがって演技をする。スライディングストップなどウエスタンならではのダイナミックな技が見物。
- ウエスタンプレジャー
- 乗馬に適した柔らかな乗りごこちと、従順さを評価する競技。
- トレイルクラス
- 馬に乗って橋を渡り、門を抜ける。外乗を模した、いかにもウエスタンらしい競技。
- ショーマンシップ
- 華やかに着飾った馬と人との緊張の演技に注目。ドッグショウの馬版!?
- バレルレーシング
- これは楽しいスピード競技。ドラム缶を何秒で回って来れるか! 主に、ロデオで女性の競技として行われている。
- ポールベンディング
- スリリングなスピード競技。スキーのスラロームのようにポールを縫うように走ってタイムを競う。
ウエスタンライディングという競技もあるが、難易度が高すぎるせいか、日本ではめったに見られない。
牛を用意するのが難しいためか日本では見られないが、アメリカでは以下の様な牛を使った競技もある。いづれもアメリカで非常に盛んな競技である。
- カッティング
- 馬に乗り、多数の牛の群れの中から指定された1頭だけを連れ出し、牛の先回りをして逃げ出さないようにする。馬が牛を追い詰める様は、見ていても不思議だ。ロールバック、スライディングストップなどダイナミックな技が見られる。カッティングホース(カッティング用の馬)は、何千万円、時には何億円という非常に高額で取引される。
- ワーキングカウホース
- 馬で牛1頭を追い、牛に決められたコース上を歩かせる。
- チームペニング
- チームで馬に乗りながら子牛の群れの中から決められた3頭を囲いに追い込むタイムを競う。
競技会はクラス別に用意され、難易度が異なる。
オープンクラス クラスを問わない誰でも参加できるクラス。つまり、プロレベルのクラスということ アマチュアクラス プロレベルの一歩手前の人のクラス ルーキークラス 初心者クラス グリーンクラス 初めて間もない人のクラス