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ロデオのよくある質問?

ロデオって暴れ馬に乗る競技のこと?

ロデオは、暴れ馬にのる競技だけでなく、牛にロープをかける競技やバレルを馬で走って回ってくる競技などが集まった大会の総称を指す。水泳や陸上競技からなるオリンピックという言葉と同じである。ロデオはオリンピックと同様、カウボーイのスポーツの祭典である。

"Cowboy Christmas"って何?

7月を指す。7月は、1年の中でもっともロデオ開催が多い月であり、多額の賞金が動き、ロデオカウボーイにとっては稼ぎ時だ。

ロデオはアメリカの国技とも言えるスポーツであり、アメリカの独立記念日がある7月には米国中の街が独立記念日を祝うために、こぞってロデオを開催する。12月にラスベガスで開かれる、ロデオの最終決勝戦、Wrangler NFRに進出できるためのベスト15位に入る運命を左右する、とても重要な季節。7月中は遠く離れた場所で開催されるロデオを一日に3か4大会掛け持ちで出場することは当たり前だ。また、正式順位ではないが、PRCAは毎年その年の7月だけを対象にカウボーイクリスマス最高賞金総額獲得者リストも発表する。

ロデオの参加年齢は?

ロデオには、17歳以上が参加する。また、5歳未満から19歳までのチビッコロデオ、Little Britches Rodeo もある。全国高校ロデオ協会(National High School Rodeo Association)があり、現在の多くのロデオスター達がこの高校時代にロデオを始めた。

男女とも自由に参加できるが、女性は普通バレル・レーシングがほとんどだ。ただし、女性プロ・ロデオ協会 (WPRA / Woman's Professional Rodeo Association) では、女性が全種目を行っている。

どうやって馬や牛はあんなに跳ねさせているの?

馬や牛を「跳ねさせる」というのは、間違いである。なぜなら、馬や牛は本来、跳ねる性質があるからだ。ある程度、馬や牛の群れを見たことがある人なら、跳ねたり、蹴ったりして遊んだり、背伸びしたりしているのを見たことがあるだろう。跳ねるのは、馬や牛が捕食動物から身を守るための自然な反応なのである。馬や牛は、跳ねたいと思ったときに跳ね、また、跳ねたくないときにはどんな方法を使っても跳ねたりしない。

だが、より強く蹴らせるよう助長することはできる。ロデオでは、このために馬や牛の腰や横腹(Flank)にフランク・ストラップ(Flank-Strap)を巻く。ストラップは、綿または皮で出来たロープで、動物を傷つけないよう羊の皮でくるんでいる。動物は服を着る習慣などないので体に何か巻きつくことに慣れておらず、このロープを外そうとして、より強く跳ねるのである。特に言及すべきなのは、このフランク・ストラップを使っても、馬や牛が跳ねたくないときには跳ねないので、フランク・ストラップでも無理に跳ねさせることはできない。

馬や牛を育ててロデオに貸し出しているストック・コントラクターは、競走馬で最高の価値を誇るサラブレッドの品種を作り上げるシステムに匹敵するようなシステムで、跳ねて、最高のパフォーマンスを発揮してくれる馬や牛を繁殖させている。昔は、牧場で飼われていた凶暴だったり牧場主の手を焼かせる家畜がロデオで使用されたのだが、現代の家畜はロデオアリーナで使用することを唯一の目的として繁殖されている。つまり、これらの家畜は「跳ねる為の品種改良」をされているのだ。

ロデオに登場するピエロは?

ブルライディングなどでは、アリーナの中に牛とライダーの他に必ずピエロの格好をした男が2、3人いる。 彼らはロデオ・クラウン(Rodeo Clown)と呼ばれていたが、今日ではブル・ファイター(Bull Fighter)と呼ばれ、実はライダー達を守る重要な役割を果たしている。

ライダーが落ちた後も狂暴化した牛はライダー達を襲い、ライダーに角をつきたて大怪我をさせようとする。ブルファイター は、身を呈して牛の気を引き、ライダー達を牛から守るのだ。その為、 ブル・ファイターと呼んでいる。これが競技となったのが、フリー・スタイル・ブルファイティング (Freestyle Bull Fighting) である。

Rodeo Clown が毎回ロデオに登場するようになったのは、ロデオがポピュラーになった1950年頃からだが、そもそも最初は競技の合間、時間つぶしに観客を笑わせたりする役目であった。現在は樽(バレル)の中にいるバレルマン(barrelman)と呼ばれる人物が観客を楽しませる役目をおっており、彼以外のブル・ファイター達はライダーを守ることに専念し、ごく稀にしか観客を喜ばせることには参加しない。

ロデオが進化するにつれ、ブル・ファイター/クラウンも同様に進化を遂げてきた。過去においては元ブル・ライダーや元ブロンコ・ライダーがブル・ファイターに転身することが一般的であった。しかし、ブルファイターが担う役割は近年人気を帯びるようになり、現在のブル・ファイターの大半はブル・ファイターになりたいがためにロデオに参加し、一度も選手になったことがない者さえいる。ブルファイティングは敏捷さ、並外れたスタミナ、迅速な頭の回転と不屈の勇気が絶対条件である。ブルファイター達は常に運動をし、体を鍛え、自分の職業に高い誇りを持つ世界最高基準の運動選手である。

他にアリーナでサポートする人は?

サドルブロンコやベアバックなどで、乗馬で待機し、8秒経過後、跳ねている馬に近づき、フランク・ストラップを外し、選手を馬に乗りながら救い上げる人たちをピックアップ・マン (Pick-Up Man) と呼ぶ。彼らは秀逸な馬術力を持っている。

他にも信号旗を持ちながら馬に乗っているフラッグ・マン (Flag-Man)もいる。選手が乗っている間、旗を頭上に上げ、選手が降りた(落ちた)時点で旗を降り下げる。これを見て、時間を計っているタイマー (Timer) と呼ばれる人が乗っていた時間を正確に計測する。フラッグ・マンは馬の上という高い位置から乗者がいつ落ちたかを判断する。


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